shimadzuひっぱりきAGS-Jはホストと制御装置を一体化した構造を採用し、敷地面積が小さく、操作が簡便な小型化電子引張機である。
一.shimadzuひっぱりきAGS-J紹介
1.ホストと制御装置は一体化設計を採用し、小さな空間に設置するのに適している。
2.シンプルで便利なオペレーティングシステム。
3.荷重自動保持、サンプル保護機能を有する。
4.高速原点復帰機能により、次回試験の準備時間を短縮し、試験効率を向上させる。
5.多種の完備した試験治具を持ち、多種のサンプルの試験要求に適合する。
6.ラック延長タイプを有し、元の高さに加えて最大500 mm延長でき、ゴムなどの大変形量サンプルの引張試験に適している。
二.shimadzuひっぱりきAGS-Jの主な特徴
1.ShimadzuひっぱりきAGS−Jは普及型で小容量の各種力学的試験(10 KN以下)に応用されている。
2.ホストと制御装置の一体化により操作が容易になる。
3.延伸治具及び圧縮治具は、ソフトウェアの簡便な配置がより経済的で実用的である。
4.高精度、高信頼性のシステムは収集した数値をより正確にする。
5.定格荷重を測定できる0.4-100%の範囲内で、荷重精度は指示値の±1%以内を保証する。また、オプションにより荷重精度を±0.5%に向上させることもできる。
6.ラックを延長することで使用範囲を高めることができる(250 mmまたは500 mm延長可能)。
7.荷重の自動ゼロ調整を備え、梁の原点復帰機能が試験効率を高める。
8.荷重センサは自動補正機能を有する。
9.Windows対応の中国語版ソフトウェアを用いてデータ処理を行い、作業効率を大幅に向上させる。
三.Shimadzu引張機AGS-Jの用途
1.金属薄板、糸材、繊維の引張試験。
2.プラスチック、ゴム、複合材料の引張、圧縮、曲げ試験。
3.電子部品の引抜、はく離、溶接強度試験。
4.回路基板の曲げ強度試験。
5.プリント基板のはく離試験。
6.ばね試験。
四.Shimadzu引張機AGS−Jの技術パラメータ
荷重容量:2 N、50 N、100 N、500 N、1 KN、5 KN、10 KNの7種類
荷重精度:表示値の±0.5%、±1%の2種類から選択可能
試験速度:0.05~500 mm/min
電子引張機型式 |
AGS-10KNJ |
AGS-5KNJ |
AGS-1KNJ |
AGS-500NJ |
荷重容量 |
10KN |
5KN |
1KN |
500KN |
ロードモード |
ボールロッド伝動、高精度のひずみ制御方式 |
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高精度タイプ 標準タイプ ロードレンジ 荷重キャリブレーション |
荷重表示値の±0.5%以内(荷重センサ容量の0.4-100%以内、オプション) |
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荷重表示値の±1%以内(荷重センサ容量の0.4-100%以内、標準配置) |
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X 1-X 50倍の無段階変換 |
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荷重自動較正方式(引張、圧縮) |
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梁の速度範囲 |
0.5~500mm/min |
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ビーム速度精度 |
±0.5%~±0.025 mm/minの最大値をとる |
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梁速度と許容荷重 |
10 KN(全速) |
5 KN(全速) |
1 KN(全速) |
500 N(全速) |
有効な作業幅 |
420mm |
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標準付属機能 |
試料破断の自動検出、クロスヘッドの自動停止、自動回復、試験条件の保存 クロスヘッド速度の任意の設定 表示機能:実荷重の表示または応力値の表示、クロスヘッド移動量(mm/%/GL) ピーク点の荷重、変位値、破断点の変位値 荷重、変形のアナログ出力:DC 0~5 Vフルレンジ(外部計上計用) 専用のソフトウェアインタフェース:RS 232-Cインタフェース |
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電源装置 |
単相220 V 600 VA |
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環境条件 |
温度5~40℃湿度20~80%(結露しない)電源電圧変動±10%以内 |